ご相談のきっかけ
金融機関からの紹介で売上拡大を目指してよろず支援拠点に相談。経営改善計画を立て、価格の見直し、HACCP導入と現場改善、生産性向上を図った。現在はメニューの改変と新商品開発に取り組んでいる。
代表取締役の金子 覚さん
新商品開発と現場改善で利益を確保
創業63年の金子屋は親しまれるボリューム満点の庶民的な中華飯店。各店舗でバラバラだったご飯の量を測って提供することでサービスの均一化を図るなど「自分たちでできることを提案してくれる。問題解決まで何度でも無料で相談できて本当に助かります」と金子さん。HACCPや商品の販売許可など、わからないことは何でもよろず支援拠点に相談し、リスクを回避。店内飲食の需要が減少したコロナ禍ではアドバイスを受けながら商品の販売にも力を入れ、今は家庭で味わえる新商品の開発に取り組んでいます。
↑展開するチャイナレストラン海龍には直売所が隣接。自慢の味を総菜や冷凍で販売
支援のポイント
原価計算を行い、メニューの絞り込み、仕入れ価格と食材や量目の見直し、価格改定によって適切な利益を確保。各店舗で行っていた仕入は食材を統一し、本部での発注に切り替え、一元化を実現。問題だった在庫管理も定期的に棚卸することにより、廃棄ロスが減少してコストダウンにつながりました。
本間コーディネーターからのメッセージ
課題に真摯に取り組み、結果を出されています。新メニューや新商品開発への意欲、アイデアが素晴らしく、確実に実現されていく姿勢が頼もしいです。これからに期待しています!