こんにちは。
新潟県よろず支援拠点コーディネーターの吉原です。
家を建てるにしろ、料理を作るにしろ、想いだけではつくれないのと同じく、創業の想いを実現するためにも、下ごしらえとなる計画書の作成が必要です。
カフェを創業する場合を事例に、お伝えしていきます。
①なぜ? ~なぜその事業をしたいのですか?~
生活のことを考えたら、会社勤めが安心だけど・・・
でも、会社勤めは憂鬱・・・
創業しても失敗するかもしれない・・・
でも創業するって、ワクワクするなぁ・・・
独立して自分の夢を実現したいな・・・
あなたは、なぜ、創業したいのですか?どうして、創業しようと思ったのですか?
その想いを言葉として書き記してみましょう。
その創業しようと思った経緯、きっかけは、あなたの心を突き動かし行動することを決意させた、とても重要なことです。
・「自分がおいしいと思えるコーヒーや手作りした料理を、喜んでもらえるのが、なによりもうれしい!」
・「流行りを追うのではなく、使いこまれたアンティーク家具が置いてある空間で、自然と人が集まる店を持ちたい」
・「日頃の喧噪から離れたホッとひと息付ける時間、場所を提供することで、日頃の疲れを癒してもらいたい」
といった想いを描かれているかも知れません。
創業しよう!と、その想いに至ったいきさつは、事業を進めていくなかで困難にぶち当たったときの精神的な後ろ盾、拠り所となりますので、大事にしていきましょう。
②それはなに? ~提供する商品・サービスはなんですか?~
お客さんに、どういった商品やサービスを提供しますか?
それは、どんな価値を提供するものですか?
例えば、カフェであれば、ブレンドコーヒー、ウインナコーヒー、その月限定のスペシャリティコーヒーなど、商品そのものを提供するのは、当たり前なことではありますが、それだけではなく、お店に来てくれるお客さんに、どう過ごしてもらいたいのか,どんな空間を味わってもらいたいのか、なども検討していきましょう。
ですが、提供したい商品やサービスが、市場から求められていなければ、誰も見向きもしません。
でも、自分が提供したい商品・サービスは、お客さんが求める商品・サービスとは違う場合が多いです。
「いま流行っているから・・・」「なんとなく売れそうだから・・・」「創業しやすそうだから・・・」といった感覚だけで決めてしまう人も多いのは事実です。
ですが、そういった一過性の流行りに乗った創業は、廃れるのも速いです。
競合となる同業他店の客層や提供しているメニュー、価格はもちろん、来店するお客さんに対して、どんな商品やサービスを提供しようとしているのか、あるいは、提供したい商品やサービスの価値が、市場やお客さんに受け入れられるものなのか、を改めて確認、検討していきましょう。
③誰へ? ~誰へ商品・サービスを提供しますか?~
その商品・サービスを、誰に、幾らで、販売をしますか?
自分が提供できるメニュー、サービスを、誰に提供したいのか?
を検討しましょう。
コーヒーを飲まない人にコーヒーを買ってもらおうとしても、買ってくれる確率は低くなるでしょう。
また、そもそも普段カフェを利用しない人にカフェの宣伝をしても来店してくれる確率は低くなってしまいます。
例えば、平日の昼間なら昼食がてらに利用する会社員や、近くに住む主婦、若しくは待ち時間での利用や、個人事業主やフリーランスが仕事で利用するなど多いと思われます。
夜はファミリーやカップル、何かしらのグループの利用もあるかもしれません。
性別や年齢、職業、出店する地域など様々な要素で、利用者は大きくことなります。
また、②それはなに?とも関連しますが、A店の価格帯、サービスは○○、B店の価格帯、サービスは△△、など他店の商品・サービスと比較・検討し、自分はコーヒーのテイクアウト販売のみにする、或いは、提携した地元ケーキ店のスイーツをイートインで提供する、若しくはランチタイムからディナータイムまで営業として、ディナータイムはお酒も提供する、などもあるでしょうか。
一時的な賑わいが過ぎたその後も継続して利用してくれる、喜んでくれる人はどんな人たちなのか?
継続して利用してくれるであろうお客さん像によって、提供するメニュー、サービスを改めて検討する必要もでてくると思います。また、周辺の立地環境、事業を営む場所によって、利用するお客さんも変わってきます。
新潟県よろず支援拠点では、創業に関するご相談に対応しています。
皆様のご相談をお待ちしております!
吉原コーディネーター コラム
創業計画書の組み立て 10のステップ その壱