【相談事例】サービス業

ご相談のきっかけ

売上高を増加させるために自社で対応できない受注も安価で引き受けため、外注先に丸投げする状況に。

営業赤字を計上し資金繰りも厳しくなったことから、打開策について相談に至った。

 

外注依存からの脱却と強みに特化したサービス展開

<外注依存からの脱却を支援>

外注に丸投げしなければならない受注は、今後も利益が出る可能性が少なくオファー段階で受けないことを提案。

→外注が必要なオファーを可能な限り断ったことにより、粗利率は大幅に改善した。

自社スタッフで高収益が取れるサービス内容を再度整理して、当社の強みである「親切、丁寧、確実なサービス提供」を前面に打ち出した販促策を実行するようにアドバイスした。

 

<コロナ禍での販促支援>

コロナ禍で受注が大幅に減少したため、SNSや口コミを最大限活用した販促の強化を行った。具体的には、これまでの実績をHP等で紹介して、当社からサービス内容の発信を積極的に実施。当社が最も得意として利益率が高いサービスメニューを全面的にPRした。

 

上記SNSでの発信と並行して、なじみの取引先や顧客に、口コミでの宣伝をお願いしたところ、徐々に新規のオファーが増加してきている。

 

支援のポイント

当社社長は、売上高を増加させるためにはすべてのオファーを断れないとの思い込みに捕らわれていたため、「粗利、営業損益」「資金繰り」を重視した経営の重要性を納得して頂くことがポイントであった。

 

 

上村修コーディネーターからのメッセージ

当社は、粗利率が改善した直後にコロナ禍が直撃。受注が減少し厳しい状況となりましたが、社長はフットワークが良く、次々と新たな販促策を実施し業務を丁寧にこなしていきました。この努力が実を結び、収益が改善傾向に向かっています。

資金繰りはまだまだ厳しい状況ですが、金融機関からの支援を得て、資金繰りが安定するように、今後も引き続き支援していきます。

 

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