こんにちは、新潟県よろず支援拠点コーディネーターの佐藤です。
販売促進のためにチラシを作ったけど「なかなか効果が感じられない」という時、最初に確認していただきたいポイントが2つあります。
ポイント1
作ったチラシを配っているか
「え!? 配らないなんてことあるの?」と信じられないかもしれませんが、せっかく作ったチラシを配布していないという方は結構いらっしゃいます! 配っていないので、当然ですが販売促進にはつながりません。では、なぜ配っていないのでしょうか。
お話しを伺うと「本当にこのチラシでいいのかわからない」「完璧な状態じゃないのに配っていいのか不安」とのこと。販促ツールは作って配布して、その効果を確認したら、次の改善点を見つけてまた作る。その繰り返しになります。完成の時点で100%の出来上がりでも、少し時間が経ってしまうと季節や状況の変化もあって100%ではなくなってしまいます。作っている間に時間が過ぎて、最初に伝えたかったことが変わってしまう…これではいつになっても完成しません。もちろん納得がいかないまま配布するのは良いとは言えませんが、どこかで完成を決めて配布するようにしましょう。
また、配っていない理由として、もう一つよく聞くのは「完成したことに満足してしまい、配布に至らなかった」というケース。これではせっかく作ったチラシがもったいないだけです。作ったチラシは必ず配布して、効果を見極めて次回の改善点に繋げましょう。
ポイント2
配る場所とターゲットがマッチしているか
チラシを配る場所、置いてもらう場所を考えるときに重要なのはどんな人にお店に来て欲しいのか、どんな人にお客さんになって欲しいのか、つまりターゲットを考えることが重要です。知り合いのお店に置いてもらったのに、全然効果がない。そんな時はターゲットと置いてもらったお店のお客さんがマッチしていないかもしれません。若い人に向けた商品のチラシを年配の方が集まるところに配布していたり、女性向けの商品なのに男性が集まるお店に置いてもなかなか効果が表れません。できれば、同ターゲットの異業種さんとお互いにチラシを交換して置いてもらうのがベストです。
今回ご紹介した2つのポイントはチラシの内容やデザインの前に確認したいポイントですが、もちろん内容やデザインでも効果は違ってきますので、いま一度お店のチラシを見直してみてください。
チラシ制作に関するご相談はどうぞお気軽に新潟県よろず支援拠点までご連絡ください。
お申込お待ちしております。